正中線?

天真体道の三大基本の一つで「瞑想組み手」には、リーダーが海の潮となって相手をワカメに見立てて押す「ワカメ体操」とリーダーが主に引き技により相手の動きを誘導する「光と戯れる」があります。

「光と戯れる」では、先ずリーダーとパートナーは両手を合わせ、リーダーは前後左右に柔らかく相手を誘導し、パートナーはそれについて行きます。お互いの動きと意識がだんだんと合ってくると、手と手を合わせずとも見えない糸で繋がっているように間がしまった動きとなります。

この様に非接触であっても相手を十分把握し、溶け合うように一体化すると相手を意のままに動かすことが可能となり、小さな気合、中ぐらいな気合、大きな気合で相手を倒すことも出来ます。

この時私が把握するのは、相手の姿勢、意識の流れそして呼吸ですが、それに加えて一旦正中線を合わせるのが良いような気がしますが、これは未だ確信に至らず、今後の稽古で実証したいと思います。

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